2021年5月26日水曜日

蔵書管理としてのZotero

 蔵書管理にBookforwardと言うWebサービスを以前使っていた。久しぶりに見るとサイトがなくなり、サービスを終了したようだ。困っている方々もおられるようだ。

代わりのサービスがないとのことだがが、文献管理アプリのZoteroが使えそう。これは無料(有料プランもある)のWebサービスでアプリもある。本来は学術論文の管理用なのだが、書籍の管理も可能。Webページから直接文献情報を取り込む機能があり、それを使えばAmazonのページから書籍情報をかなり正確に組み込むことができる。

2021年3月11日木曜日

テルモ血圧計からのデータ抽出



下記方法はメーカーマニュアルには記載されていない方法なので利用は自己責任にて

テルモのテルモ電子血圧計ES-P2020DZのデータ管理ソフト(スマイルデータビジョンパーソナル2、SmileDataVision)をインストールすると下記もインストールされる。

  • .NET Framework 4.5.1
  • SQL Server™ 2014 SP1
  • NFC ポートソフトウェア

参考:https://hrj.terumo.co.jp/dl/index.html#manual

スマイルデータビジョンのデータノート画面でコピーしたい範囲をドラッグして選択し、コピーペーストでエクセルにデータを持ってくることも出来るが、データ量が多くなると煩雑。SQL Server™ 2014 SP1と一緒にインストールされるSQL Server インポート及びエクスポートウィザードを使ってのデータ抽出方法を記載する。エクセルファイルでデータを取り出せる。Terumoの体重計データなども一緒に取り出せる。データを取り出したらエクセルで血圧データなどを見やすいように加工できる。


プルダウンメニューから次を指定
  • データソース:MS OLE DB Provider for SQL Server
  • サーバー名:TERUMOSDVP2DB
  • データベース:SmileDataVision
認証:Windows認証を使用

変換先:Microsoft Excel、バージョン 97-2000

1つ以上のテーブルまたはビューからデータをコピーを選択


コピー元のテーブルとして次を指定

血圧データの場合の変換元
[dbo].[T_His_BloodPressure]

血圧データの場合の変換先
T_His_BloodPressure
(エクセルのシート名称となる)

体重計の場合の変換元
[dbo].[T_His_Composition]

血圧データの場合の変換先
T_His_Composition
(エクセルのシート名称となる)

その後は次へをクリックして実行していく。


2020年9月19日土曜日

アームイン血圧計 テルモ電子血圧計ES-P2020DZ

 定期検診で血圧高めが気になり血圧計を買った。一般的な腕帯を巻くタイプは省スペースであるが測定が面倒、高血圧ならば継続的な測定と記録が必要なので、アームインの上腕式かつ測定データのPCへの転送が可能であることを条件に選ぶと、2020年9月時点ではテルモ電子血圧計ES-P2020DZのみしかなかった。アームイン型はオムロン、エーアンドディから販売されているが通信機能がなく、シチズンやパナソニックではアームイン型そのもが販売されていないし、本気で血圧計に取り組んでいるかどうかは微妙な感じがした。

ES-P2020DZはテルモが販売しているが、製造元はエーアンドディである。血圧計をはじめとした各種計測機器の専業メーカーであり、医療用の血圧計も販売しているので、個人的には好印象だった。

アームイン血圧計 テルモ電子血圧計ES-P2020DZ (データ通信機能付き)

2020年9月7日月曜日

ScansnapやFujitsu fi-seriesの読み取り設定の移行方法

PC移行に伴うScansnapの「読み取り設定」の作り直しは手間、設定を移行する方法あり。Windows 10の場合、設定データは下記フォルダにあるので、旧PCから新PCへコピーする。

Scansnapの設定ファイル
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\PFU\ScanSnap

Fujitsuの業務用スキャナーfi-Seriesの「Scansnap Manager for fi series」の設定ファイル
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\PFU\ScanSnapManagerForFi
fi-6140Zにて使用可能なことは確認したが、利用は自己責任にて。
設定ファイルの.cfgはメモ帳で開くテキストファイルのようなので、内容が解読できれば面倒な読み取り設定の複製、改変を効率的にできるかもしれない。未調査。

参考:ITmedia エンタープライズ>ScanSnapの設定を他のPCに移行する裏技

Microsoft Office 365での英語の読み上げ

  1. Microsoft Office 365での英文資料の英文読み上げの設定方法が分かりにくいための備忘録。日本語音声のローマ字読みでよければこの設定は不要。
  2. ここではWindows 10での設定方法である。
  3. Microsoft情報(複数言語の TTS で読み上げ機能を使用する)に従い、Microsoft Speech PlatformおよびTTS 言語エンジンをダウンロードしてインストールする。英国英語と米国英語などを複数を追加できる。
  4. スタートメニューを右クリックし「設定」→「Windowsの設定」→「時刻と言語」→「音声認識」と進む。「音声認識」画面(下図)にて音声の追加ボタンをクリックし必要な言語を追加する。今回は英国英語と米国英語で設定。
  5. Outlookの場合は「オプション」→「簡単操作」→「音声読み上げの表示」をチェック。メール画面で音声読み上げをクリックすると、読み上げスイッチが現れ、英語ネイティブのいくつかの音声を選択できる。
  6. Wordの場合は各文書ウィンドウの校閲リボンに音声読み上げボタンがある。
  7. Officeを再起動する。





















2019年6月17日月曜日

BootcampとWindows 10で起動したMacBook Air 2018とVANMASS USBハブでの周辺機器の使用実績

MacBook Air 2018のBootcamp + Windows 10起動時でのVANMASS USB Type C ハブ 7in1 マルチドックを用いた手持ちの周辺機器類の互換性の確認結果の備忘録。

先にmacOS起動時に確認したように、多くのUSB機器が初回からUSBハブを用いると機器を認識せず動作しない。そのためWindows 10環境ではほぼすべての周辺機器はまずUSB Type A−Cの変換ケーブルを用いて機器を認識させ、その後にVANMASS USB Type C ハブ 7in1 マルチドックに接続させる手順で互換性確認を行った。

Mac本体:MacBook Air 2018, Bootcamp + Windows 10 (64bit)
USB Type A-Type C変換ケーブル:ELECOM USB3-AFCM01NBK

基本動作を確認できたもの
  • マウス:Logicool MX Anywhere 2
  • Felicaカードリーダー:Sony RC-S370
  • スキャナー:富士通Scansnap iX100、Scansnap S510
  • スキャナー:富士通Fi-6130Z(純正ドライバーを使用、PaperStream IP (TWAIN)は64bit版を認識せず、32bit版をインストールして、稼働確認)
  • プリンター:OKI Data C531DN
  • KVMスイッチ:ATEN CS1784A(Eizoモニター、キーボード、マウスを接続)
  • モニター:Eizo EV32333W-H (HDMIケーブル経由)
  • モニター:ASUS MB168B+ (ASUSのページで入手したDriverをインストール必要)
  • テンキー電卓:CASIO MZ-120WL
  • キーボード:Lenovo KU-0225
  • 外部HDD:Drobo 5Dは未確認(ディスクのフォーマットの都合上)
  • ドッキングステーション:CalDigit TS-2は未確認
  • iPad Pro (10.5インチ):DuetDisplay、Apple Pencilが動作(AstropadはWindows版なし)
  • SDXCカード:SanDisk Extreme PRO:未確認
  • USBメモリ:Transcend JetFlash 700/730:未確認

2021/3/11追記
Macとの接触が悪くなり使用を中止、2年弱の寿命だった。

2019年6月16日日曜日

MacBook Air 2018とVANMASS USBハブでの周辺機器の使用実績

現在の技術水準にやっと追いついたMacbook Air 2018は魅力的なMacだったが、購入には躊躇した。理由はUSB Type AからType Cへの変更、Thunderboltポートの変更だった。今までのMacbook Air 2010や2014に併せて手持ちの周辺機器類のほとんどがUSBや古いThunderboltポートへの接続だったため、USBハブなしではMacbook Air 2018が使いにくい状況だった。環境構築が億劫で1ヶ月以上使用開始しないまま放置状態だった。

多くの種類のUSB Type Cハブが販売されているが、互換性に関する情報は殆どなく、イチかバチかでアマゾンなどの口コミで比較的トラブルの少なく値段も手頃なVANMASS USB Type C ハブ 7in1 マルチドックを購入した。下記はVANMASS USBマルチドッグを用いた手持ちの周辺機器類の互換性の確認結果の備忘録。

多くのUSB機器が初回からUSBハブを用いると機器を認識せず動作しない。そのため初回のみUSB Type A−Cの変換ケーブルを用いて機器を認識させると、次回以降はうまく認識し動作することがわかった。詳細な動作までは未確認だがかなり旧式の周辺機器も認識し、基本的動作を確認できた。BootcampにてWindows 10もインストール済みであるが、そちらの動作は別途確認。

Mac本体:MacBook Air 2018, macOS Mojave (10.14.5)
USB Type A-Type C変換ケーブル:ELECOM USB3-AFCM01NBK

基本動作を確認できたもの
  • マウス:Logicool MX Anywhere 2
  • Felicaカードリーダー:Sony RC-S370
  • スキャナー:富士通Scansnap iX100、Scansnap S510
  • スキャナー:富士通Fi-6130Z (Mac用ドライバがないため、VueScanの試用版で確認)
  • プリンター:OKI Data C531DN
  • KVMスイッチ:ATEN CS1784A(Eizoモニター、キーボード、マウスを接続)
  • モニター:Eizo EV32333W-H (HDMIケーブル経由)
  • モニター:ASUS MB168B+ (Driver version 4.1をインストール必要)
  • テンキー電卓:CASIO MZ-120WL
  • キーボード:Lenovo KU-0225
  • 外部HDD:Drobo 5D (一番奥のThunderboltポート経由)
  • ドッキングステーション:CalDigit TS-2 (一番奥のThunderboltポート経由)
  • iPad Pro (10.5インチ):DuetDisplay、Astropad、Apple Pencilが動作
  • SDXCカード:SanDisk Extreme PRO
  • USBメモリ:Transcend JetFlash 700/730
  • Webカメラ:Logicool HD Pro Webcam C920
  • レーザーポインタ(スライド送りボタン付き):Kokuyo ELP-R30
  • ハードディスクケース:Inateck 2.5インチ HDDケース2種
  • Inateck USB3.0HDDコンバータ(USB SATA&IDE-USB3.0変換アダプタ)

2021/3/11追記
Macとの接触が悪くなり使用を中止、2年弱の寿命だった。