取り込み方法の概要
- CSVファイルをダウンロード
- OFX Converterの仕様にCSVファイルを整形
- CSVファイルをOFX ConverterでOFXファイルへ変換
- OFXファイルの文字コードの変換
- 変換したOFXファイルのMoneyDanceへの取り込み
用意するもの
- OFX Converter (http://moneylife.seesaa.net/)
- FCChecker (http://www.project-ia.org/)
- MoneyDance 2012、又はMoneyDance 2014 (http://moneydance.com/)
OFX ConverterとFCCheckerはWindows版のみ、MoneyDanceはMac版等もある。
2014年5月現在、Mac用ソフトのみで効率的に取り込める方法を編み出せていない。
2014年5月現在、Mac用ソフトのみで効率的に取り込める方法を編み出せていない。
これらのソフトを公開して頂いている作者さんらには深く感謝。
手順
1.CSVファイルをダウンロード
- Vpassの明細ページからCSVファイルをダウンロードする。
- 他の明細でも同じ。
2.OFX Converterの仕様にCSVファイルを整形
- OFX ConverterでCSVデータを正しく認識させるためのCSVファイルのデータの整形をExcelなどで行う。テキストエディタでもできるけど、表計算ソフトの方がやりやすい。
- 下表は一例。OFX Converterの説明書にも記載されているが、注意事項が守られていないと取り込みがうまくいかない。
明細時刻
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明細金額
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Money摘要欄
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Money備考欄
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20140427
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-1500
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XXXデパート
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YYY店・売り場
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20140428
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10000
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XXX銀行
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<注意1>
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<注意2>
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<注意3>
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<注意4>
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<注意1>
- 年月日の間にスラッシュやピリオド等の区切りを入れない。
- 明細日の形式は必ずyyyymmddの形式を守る。 Excelのセルの書式で設定可能。
- 明細日は必ず昇順にする。昇順になっていないとMoneydance取り込み時に一部データ欠失が生じる。
- 出金(店での支払い)は数字の前にマイナス記号、入金(カード会社への支払い)は数字のまま。
- 3桁区切りは使用不可。
- Money摘要欄は32文字まで入力可能
- Money備考欄は255文字まで入力可能
- 記載内容がない場合はスペースかハイフンか何かを入れる。
3.CSVファイルをOFX ConverterでOFXファイルへ変換
- OFX ConverterでCSVファイルを指定しOFXファイルへ変換する。
- 銀行名、銀行番号等(下図)を聞かれるが、空欄でかまわない。
- 文字コード変換はOFX変換後に行う。文字コード変換を先に行うとOFX ConverterがCSVファイルを認識できなくなる。
4.OFXファイルの文字コードの変換
- Moneydanceは文字コードがUTF-8、改行コードがLFのOFXファイルを取り込むことが可能。
- 文字コードがその他のShift JIS等のOFXファイルを取り込むとMoneyDance上で明細データが文字化けする。
- FCCheckerでOFXファイルを読み込ませ、必要なら文字コードと改行コードを変換する。画面上で文字コードはUTF-8、改行コードはLFを指定する。その他の文字コード・改行コードの組み合わせではMoneyDanceに取り込んだ際に日本語部分が文字化けする。
- またファイル名も半角英数に変更する。MoneyDanceは2バイト文字のファイル名をうまく認識できない。
5.変換したOFXファイルのMoneyDanceへの取り込み
- MoneyDanceで予め空の銀行アカウントを作っておく。(下図)
- 空のアカウントに取り込むことで万一上記の変換ミスで文字化けやプラス・マイナスの設定ミスの際に全削除がしやすいため。MoneyDance上の該当のアカウントに取り込み失敗すると明細を一つ一つ確認しながら削除する羽目になる。
- 空カウントに取り込んだら文字化け、金額のプラス・マイナス、明細の数と最初のCSVファイル上の行数の照合、金額の総額がVpassウェブページの明細の支払金額との照合を行う。
- 確認後に明細を全選択しBatch changeでアカウントをVISAカードへ変更する。