2018年4月1日日曜日

macOS SierraでWincloneを使ってBootcamp環境をリストアする際の注意


Wincloneを用いたBootcamp環境のリストアは以前使っていたMac OS Yosemiteまでは容易だったが、OS 10.11 El Capitan以降は注意が必要。

今回の状況と方法は次の通り

  • OS: macOS Sierra (10.12)とBootcamp環境としてWindows 7
  • Macbook Air 2014
  • 上記の環境下で通常通りWincloneを用いてもバックアップしたBootcamp環境はリストアは出来ない。「MBRをアップデート中失敗した」とのエラー表示がでる。



解決法

  • WincloneのTwocanoes Knowledge BaseのWinclone and System Integrity Protectionと言う記事を参考。OS 10.11 El Capitan以降に導入されたSIP (System Integrity Protection)の機能をオフにする。
  • Macをリカバリーパーティションから起動する。再起動して「Command + R」で起動する。
  • 起動したらユーティリティのメニューからターミナルを起動する。
  • ターミナルで「csrutil disable」をタイプしてリターン。「Successfully disabled System Integrity Protection」と表示されたら、Macを再起動する。
  • SIPがオフになっているので、Wincloneにて通常通り、リストアができる。
  • 必要なこと終わったらSIPを再稼働させる。macOS Sierraだと、この後ターミナルにてroot権限にて「csrutil enable」。El Capitanだと上記と同じくリカバリーパーティションを起動してからターミナルにて「csrutil enable」をタイプして再起動。

0 件のコメント:

コメントを投稿