Wincloneを用いたBootcamp環境のリストアは以前使っていたMac OS Yosemiteまでは容易だったが、OS 10.11 El Capitan以降は注意が必要。
今回の状況と方法は次の通り
- OS: macOS Sierra (10.12)とBootcamp環境としてWindows 7
- Macbook Air 2014
- 上記の環境下で通常通りWincloneを用いてもバックアップしたBootcamp環境はリストアは出来ない。「MBRをアップデート中失敗した」とのエラー表示がでる。
解決法
- WincloneのTwocanoes Knowledge BaseのWinclone and System Integrity Protectionと言う記事を参考。OS 10.11 El Capitan以降に導入されたSIP (System Integrity Protection)の機能をオフにする。
- Macをリカバリーパーティションから起動する。再起動して「Command + R」で起動する。
- 起動したらユーティリティのメニューからターミナルを起動する。
- ターミナルで「csrutil disable」をタイプしてリターン。「Successfully disabled System Integrity Protection」と表示されたら、Macを再起動する。
- SIPがオフになっているので、Wincloneにて通常通り、リストアができる。
- 必要なこと終わったらSIPを再稼働させる。macOS Sierraだと、この後ターミナルにてroot権限にて「csrutil enable」。El Capitanだと上記と同じくリカバリーパーティションを起動してからターミナルにて「csrutil enable」をタイプして再起動。
0 件のコメント:
コメントを投稿